自賠責保険とは

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自賠責保険は、「自動車損害賠償責任保険」の通称で、自動車の運行によって人の生命や身体が害された場合に生じる損害賠償を保障する制度を設け、被害者の保護・救済するためにつくられました。

自賠責保険は、自動車損害賠償保障法という法律によって、バイクを含む自動車を使用する者がかならず加入しなければならないとされています。自賠責保険に加入しないで自動車を走行させた場合は、1年以下の懲役か50万円以下の罰金に処せられるほか、違反点数が6点加算され、運転免許の停止などの処分を受けることになります。また証明書を未携行のまま運転した場合も30万円以下の罰金に処せられます。

自賠責保険は、第一に被害者救済を目的としていることから、過失割合を問わず、負傷したほうが被害者として扱われ、加害者が加入している自賠責保険から保険金が支払われます。また被害者側に重過失が認められなければ、賠償金の減額もありません。

また、自賠責保険の保険金の上限額は、被害者1人につき死亡3000万円、後遺障害4000万円、傷害120万円と、決して十分なものとは言えないことから、自賠責保険では不足する補償額を補うために任意保険にも加入するというのが一般的です。

自賠責保険は、民間の保険会社や共済から販売されていますが、政府保障事業(自動車損害賠償保険事業)が制度を補完しています。そのため加害者が特定できないようなひき逃げ事故のようなケースでは、政府が賠償金を被害者に立替払いするようになっています。また加害者が特定できるが無保険車という場合も、政府で立替払いをした上で加害者へ立替分を請求します。

なお、自賠責保険の更新は、車検ごとに行なわれていますが、250cc以下のバイクなどは車検がありませんから、1年から最長5年契約で、使用者が忘れず更新する必要があります。それでも更新を忘れて自賠責保険が期限切れのままというバイク所有者が減らないことから、2011年4月からは、自賠責保険の更新時に公布される保険標章が多色化(7色)され、保険標章(ステッカー)がこれまでより目立つように変更されています。バイクユーザーは自賠責が期限切れとならないよう十分注意しなければならないでしょう。

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