自賠責保険の慰謝料の計算方法と相場金額

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慰謝料は、交通事故によって被った、おもに精神的な苦痛に対して支払われるお金のことですが、精神的な苦痛を金額に置き換えることは非常に困難です。そこで慰謝料の相場金額を把握する意味で参考になるのが、慰謝料の計算方法です。大まかであっても相場金額が分からなければ、被害者は一般的に全く通らない慰謝料を請求してしまうことにもなります。慰謝料の計算方法を知るということは、見当違いな請求をしてしまうムダを省く意味もあるということです。

慰謝料の基準は、おもに3つあり、それは自賠責保険の計算基準と任意保険の基準、そして裁判基準です。
ここでは、基準がもっとも低い自賠責保険の慰謝料の計算方法についてみていきたいと思います。

自賠責保険では、慰謝料は1日につき一律4200円が支給されるように決められています。あとはこれに治療期間か実通院日数をかけあわせると自賠責保険の慰謝料が算出されます。

自賠責保険での治療期間は、入院期間と通院期間の合算というのがひとつ、もうひとつの実通院日数は、入院期間と実際に通院した日数を足したものを2倍にした数がそれにあたります。この2つのうち、少ない日数を先ほどの4200円にかけあわせると、自賠責保険の慰謝料がでてきます。

一例をあげますと治療期間が25日で、実通院日数が22日であれば、実通院日数が計算で使用される日数となり、

4200円×22日=92400円 が慰謝料ということです。

このことから、自賠責保険での慰謝料の相場は、治療にかかったおよその日数と4200円を掛け合わせた金額ということもできるわけです。

なお自賠責保険の傷害事故では120万円が損害賠償の上限額となりますが慰謝料や治療実費・諸費用・逸失利益も合算して、それが120万円を超える場合は、加害者の任意保険から保険金が支払われることになります。

また慰謝料の金額に不服がある場合は、自賠責保険の引受保険会社にその旨を伝えて交渉することもできます。ただし交渉する場合は「○○の理由から」などといった具体的な不服根拠を示して交渉に臨む必要がありますし、より具体的な根拠を示せたほうが、申し立てもしやすく楽に交渉を進めることができるでしょう。

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